
典型的な2DKに動線を与えた、
間取りに浮かぶ「T」の字とは
少しの工夫でこんなに違う!墨田区のアパート改装!!
各部屋は引違い戸によって出入りが可能で一見フレキシブルな空間構成に見えましたが、ソファや棚など家具の配置を考えた時に背にしたい壁面が少なく、使いにくいものでした。
ここでの提案は、T字型の間仕切りを中央付近に配置し、それによって生じる大きさの異なるスペースを順に回遊できるというシンプルなものです。
T字型であるということは、2つの入隅スペースを持つということです。家具の配置はこの入隅を手がかりに決められていますが、そこには入隅部に空間的な落着きを感じるという心理も働いています。
結果として、この部屋では、T字部分にモノが集まり、外周部は動線となるという、今までのアパートとは違うスタイルを持つものとなりました。奥行き感のある空間の連続と入隅スペースの落着き感の対照が、それを包むシンプルな素材と相まってこのアパートメントの一室に新鮮な空気をもたらしました。
基本データ
| 延床面積 | 38.07㎡ |
|---|---|
| 家族構成 | 一人暮らし |
| 施主 | X邸 |
撮影:繁田諭
設計者情報
この建築家が建てた家
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