
「愛着」と「思い出」を残す
快適性と効率性のバージョンアップ
家に居る時間を、一番いい時間に。
江口さんは、『テレビチャンピオン』や『大改造!!劇的ビフォーアフター』『ソロモン流』など、テレビ番組でも活躍する女性建築家。子ども3人を育てながら建築家として独立。家事や子育てと向き合ってきた主婦目線を大切にした住まいづくりは、とくに女性たちの支持を集めている。Iさんは、江口さんの持論である「キッチンは家のなかで一番いい場所に」という言葉に強く共感し、リノベーションを依頼した。
提案された間取りは、使わなくなっていた和室をひとつなくし、家の中心部にオープンキッチンを配したプラン。家事をしながら中庭を眺められるキッチンはまさに“家の特等席”であり、家族が過ごす南側の和室や客間となる中心部の和室ともつながり、家族やゲストの様子を見守ることができる。あまり使われていなかった日当たりの良い広縁部分はリビングやダイニング、客間の一部としても機能。食事の時間は、キッチンのカウンターテーブル、南側の和室、ウッドデッキのアウトドアダイニングと、その日のスケジュールや気分によって使い分けもできる贅沢さ。「家に居る時間を一番いい時間にしたい」というIさんの希望は、想像をはるかに超えるカタチで実現した。
キッチンをぐるりと回る動線など、効率性も重視。
さらに、これまで足りていなかった収納スペースはキッチン背面にまとめて大きく取り、生活動線のなかで効率的に使えるように配置。また、日の当たらない北側にパントリーを配置するなど、女性ならではのきめ細やかな気遣いが溢れている。
【江口 惠津子さんコメント】
「ご主人、奥さま、息子さん、みなさんのライフスタイルがはっきりしているので、それぞれの暮らし方をイメージしながら動線や収納を考えました。とくにキッチンは毎日、頻繁に使う場所ですから、家の中の一番いい場所というだけでなく、使い勝手も重要です。I様の家ではキッチンまわりを回遊できるので“行ったり来たり”といった無駄な動きがなく、スムーズに家事ができるようになっています。収納場所も適材適所に設けている
基本データ
| 家族構成 | 夫婦 |
|---|---|
| 施主 | I邸 |
設計者情報
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