
濃藍の家
設計者情報
設計者情報
この建築家が建てた家
この実例を見た人はこちらも読んでいます

Y&Y house

Pavillon H
敷地は大田区久が原。この辺りは昭和の始めに碁盤の目に区画整理され、品格ある街並みが形成されている。以前から近くに住んでいた建主は、斜め向かいにある公園の眺望が気に入り、自宅とは別にこの南西の角地を手に入れることにした。 要望は、遠方に別荘を構えるのではなく、いつでも利用できる自宅から徒歩圏内にあるコンパクトなセカンドハウス。親しい友人やゲストを迎え、美味しい食事やお酒を楽しみながら賑やかに過ごす場所である。 既存建物が道路より一段高い位置にあったため当初は擁壁が残っていたが、将来にわたる強度の不安を解消するため道路レベルにRC造で地階をつくり直し、屋上を緑化してその庭を囲むようにL型の木造平屋を配した。 二方向の道路に面した地階には、一方に玄関、もう一方には車庫を設けた。明るさを抑えた地階から階段を上がると、屋上庭園と居間に面した1階ホールに出る。木製建具を大きく開ければホールを介して庭と居間の一体感は高まる。団欒の中心は全長3mのダイニングテーブル。片流れ屋根の下は欄間から採光をたっぷり取り込んだ明るい空間となっている。寝室は居間に対してL型に配置。間仕切りを設けずワンルームの広がりを求めながらもそれぞれの場を作った。庭は8帖ほどの大きさながら野菜やハーブが勢い良く育ち、平場ではバーベキューも楽しめる。常緑樹を取り混ぜた植栽が周辺環境からの視線を和らげている。 竣工後は、多くのゲストがここを訪れて賑やかな時間を過ごしてもらえていると聞いている。居間の特等席からの景色は、借景として公園の緑を十二分に取り込むこととなり、建主の当初からの目論見を達成した。

上馬の家
親世帯の住む実家の敷地の一部を分割して 子世帯家族が建てた住宅になります。 内部と外部とのつながりをもたせたテラス、バルコニー、屋上などを 随所に配置することで、明るさと広がり感じられるようになっています。 隣地が実家であることから、2階リビングは 実家庭側にあえて積極的に開くことで 開放感をもたせ、世帯間でのの家族の気配も感じられるようになっています。 各場所において 天井高さや光の取り入れ方に メリハリをもたせているため、居場所によって 落着きや 開放感など、異なる雰囲気を楽しめるようになっています。

海と山と空の家
海と山を望む高台にあり3世代5人が暮らす。建主は色々な価値観を持った人が柔らかく共存できる家を望んだ。この家は八角形の筒と四角形の筒が入れ子状になっている。この2つの図形の間に生まれた環状のワンルームは家族皆の共通の場所で、1階はリビング・ダイニング、2階は寝室として使われている。ドーナツ状に連結するこの居住空間は全方位に対して開かれ各自好きな場所を選ぶことができる。1階は恵まれたパノラマを生かそうと連続窓としたため中央の四角が実質的な構造上のコアーとなり、それが視覚的に表現されている。 この四角形には、1階はキッチン2階は納戸、更に最上部はルーフテラスが置かれ、屋根を突き抜け全天空に開いている。

中庭のある家

井とロ -i to ro-
夫婦+子供2人の為の住まいである。主人は庭師を生業としている。北道路4mに接道する比較的整形された敷地である。道路は袋小路であり通過交通は殆どない。山も川も近くに存在するが、近隣の密集からそれらを感じるのは難しい立地と言える。庭師である主人はここに住まいとしての機能の他に、仕事道具を収納するスペース、小さくても集客力をもった庭を要望した。建物にも集客力が求められる。そして厳しいコストコントロールも求められた。建築的アプローチはこれら要望の整理から始めた。コストの問題から尺グリッドを保持した矩形が最適と判断したが、敷地の余白部分に車、庭、収納が広く求められる為、建物と余白のバランス検討を繰り返し建物ヴォリュームが決定された。建物の外部との関係性がより密に求められる本計画では、開口部の検討がより肝要になる。庭と屋内を掃き出しサッシで繋ぐ事が常套手段と言えるかもしれないが、庭の大きさから庭に向けた開口は眺める事に重きを置いた出窓形状とした。出入り目的が乏しい開口である為、外部との距離感を近づける建築的手段が他に必要となる。本計画では、玄関ホールを設けず、玄関土間から居間へ直接アプローチ出来る配置計画とし、屋内の生活の場に土間を近づける事により外部を近づける手段とした。電気を用いず土間を家事の場としていたその昔の民家に回帰していると言えるかもしれない。1階の平面プランは、風呂・洗面・トイレを水廻りコアとしラワン合板で箱をつくり、その周りに居間・食堂・台所・玄関の機能を配置し回遊動線を確保した。このプラン計画が集客を求める本案件における公私の距離感を上手くコントロールしている。階段はラワン壁に沿う位置とし、階段下に畳ベンチを計画した。畳ベンチに座る事で庭への視線誘導が明確化される。2階プランは階段とホールを中心に南北に6つのユニットを計画した。ユニットは3.7畳の同一寸法で構成され、引戸を設置する事により個室となる。W1100とW1300の2パターンに統一された引戸は、自由に移動出来、間取りをフレキシブルに変更してくれる。4本の柱と引戸を設置する為に放射された鴨居が、幹と枝をオマージュする意匠となった。切口として外部との関係とコストコントロールを求められた本計画であったが、この2点を突き詰めた結果が平面を簡素にした。簡素化された事により、構造の安定性、間取りの可変性が実現した。簡素さ故に住まい手は住まい方に知恵を求められるかもしれない。だが、それこそが建物への愛着となり、特別な家族の記憶となっていくのだと思う。庭師の主人により造成された庭に呼応する家として、記憶に残る「家庭」の一助になればこれ程喜ばしい事はない。

駒沢の家
駒沢公園近くの木造3階建ての新築一戸建て住宅。間口は約4.5m奥行き14.5mの細長い敷地をしており、近隣商業地域と第一種低層住居専用地域にまたがっている。 建主は真っ白で明るいシンプルな家を希望しており、視線の先に明るさや抜け感のある光が美しい住宅を提案した。 LDKは2階にあり、細長い敷地全体をつかった奥行きのある1ルームとした。出来るだけ室内に壁が現れないような構造計画により13mの奥行きをつくり、長辺方向の大きな開口部は外部への開放感を作りだしている。階段室のハイサイドライトや道路と反対側の窓が奥行感と明るさをもたらしている。

華のいえ temptation

TA邸
ご夫婦二人のちょっとワイルドな家。無垢の木、石、タイル、すべての素材が本物。重厚感のある確かな家となりました。使い込むごとに変化して味のある家になって行くと思います。









