
MD邸
設計者情報
素材に拘った本物の家。無垢材、珪藻土、タイル、石、本物の素材を使い、造り、そしてそれに触れて暮らす。本物に触れて暮らす日常は、その家族の豊かな感性を育んでくれる事と思います。
基本データ
- 所在地
- 岐阜県大垣市
- 敷地面積
- 324,37㎡
- 延床面積
- 168,10㎡
設計者情報
この建築家が建てた家
この実例を見た人はこちらも読んでいます

HOUSE F

福津の家1

ハコノオウチ01

尖り屋根の家
敷地は閑静な住宅街に位置する。間口に対して奥行が極端に長い扁平な土地であるだけではなく、法的な規制も厳しく高さ制限や建築面積の制限を受ける地域となっている。この極端に尖ったように見える屋根も高さ制限をクリアするためのものだが、さまざまな制限をクリアしながらも最大値の内部空間を確保することを考えたとき、建築の外郭はほぼ自動的に決定された。内部の構成については、南隣地の建物が接近しているため2階をリビング、1階をプライベートな空間とした。 都市型の土地には都市型の設計思想が必要になる。大きな庭が取れない分、開口の取り方を工夫したり、多くの居場所を作ることにより少しでも豊かな内部空間となるよう心掛けた。

国領の家
敷地は調布市国領。子世帯とお母様のための二世帯住宅である。中庭をロの字型にぐるりと囲んだコートハウスで、建物中央に玄関を配し、中庭を挟んで東棟を子世帯、西棟を親世帯に振り分けた。 西棟の居間の前にはお父様の残された庭をそのまま残した。各世帯は中庭の景色を共有し、それぞれの暮らしを中庭越しに感じることができる。ご家族の優しい雰囲気から外壁はレンガ色のガルバリウム鋼板張りとし。それを背景にヤマボウシの木立が季節感をもたらしてくれる。

切妻屋根のワンルーム住宅
駅から少し離れた郊外の分譲地に立つ戸建て住宅の計画。大きな敷地を新規に20区画程度に切り分けて分譲されていたうちの1つの区画だ。こうしたよくある大型分譲地の場合、都市計画で定められた最低敷地面積という土地の切り分け最小値が存在する。この最小値は、地域によって異なるが約100㎡(30坪)程度の上物(家)が建つように設定されている場合が多く、本敷地もそうした都市計画の元に最小限に切り分けられた土地に一斉に新しい住宅が約20棟並ぶ計画となっていた。 施主は、夫婦と3人の子供含めた5人。要望は、広々とした空間にしたいこと、眺望を生かしたテラスが欲しい、収納は多いほうがよい、子供たちが勉強できるスペースをリビングにほしいなど様々な要望が混在し多岐にわたっていた。 多岐にわたる要望の中で、私たちが強く感じたのは約30坪の住宅に5人が住むことになる場合、個々の部屋を細切れに作ると、一つ一つの空間は手狭になり生活していく上で息が詰まるのではないかというところ。子供たちは小さかったので、子供部屋は最初から分ける必要はないということもあり、なるべく部屋を切り分けずワンルームに近い形で計画することを考え提案した。 ワンルームといっても、5人という人数が住む場合に、すべてが筒抜けになった大きな空間をつくれば、個々のパーソナルなスペースがなくなるし、しばらくすればその空間自体に飽きてしまうと考え、ワンルームながら空間に居心地の差異や起伏があるような状態を目指して設計していった。 「切妻屋根と回遊空間がつくる起伏あるマルチスペース」 予算も限られていたためなるべくシンプルな形状で、起伏ある空間をつくろうと考えた。ここでいう起伏ある空間とは、ある1点からの見え方がよいものではなく、天井の高低差や、空間の明暗、それらが空間体験として連続している空間。動き回っている中で、様々な体感がある空間の方が長く家にいても飽きの来ないものになると考えた。 様々な角度からのプランを施主と共に話合っていった結果、建築的には、シンプルな切妻屋根形状のヴォリュームの中央に、階段を配置しただけのシンプルなプランとなった。切妻屋根の方向性のある形状と、中央に配置した階段の周囲に各機能が配置された回廊状のプランである。階段の周りは四周が外部なので、東西南北それぞれに窓が配置でき光が室内に抜けるし、外に出れば1Fには庭、2Fにわテラスもある。2Fは屋根の形をそのまま空間にした勾配天井とすることで、方向性のある屋根形状が自然と空間の伸縮を生み出した。 さらに対角に貼ったロフトによって籠り感と、広々とした開放感がシームレスに連続するようにしている。各部屋の仕切りは水回りと、主寝室以外はなく、その寝室もドアを開ければ回遊できるようになっているので、1F~2Fまでほとんど仕切りのないワンルームとなった。家のどこにいてもなんとなく誰がどこにいるのか気配がわかる距離感。天井は5m近いところから、2m程度のところまであり、明るく眺望のよい場所もあれば、窓がない落ち着いた場所もある。 勾配天井は、頂部を金物でジョイントし開き止めを施した無柱空間となっている。屋根は登梁を24mmの厚ベニヤで固めて剛性を保っている。余計な構造をなくすことで、空間の伸縮をよりダイレクトに体感できるようにと考えた結果だ。道路から見るとシンプルな切妻形状をした外観が、同時期に立った分譲住宅に並ぶ。なるべく小さく見えるように軒高も極力抑えた。 都心に近いベッドタウンで戸建て住宅を探している子育て世帯からすると、家族が集まる場所はなるべく広くしたいが、個々のスペースは確保したい。リビングで勉強もしたいしリモートワークもする。収納はたっぷりとりたい。今日での住宅は様々な機能を背負ったマルチな空間であることが求められる。ただ、それぞれを分断してしまうと心地よい空間にはなりずらい。各空間は分断せずにシームレスな空間をつくりながら個別の雰囲気を持たせたい。限られた面積をとにかく有効活用して、ワンルームでありながら様々な様相が連続する、都心ならではの空間づくりを目指した。

南木の本の住居

house K
夫婦のための住宅で、敷地は西東京エリアの住宅地で、周りは新旧様々な家が建ち並び、所々に畑が広がっているような環境です。 家の上空がぽっかりと空いていて、光や風が隅から隅まで通り抜けるような住宅を作りました。 敷地の北側にあえて庭を取り、南から家を飛び越えて北の庭まで光と風が送られてきて、 それに面したリビングやダイニング、寝室が明るく開放的に過ごせる場所となります。







