
回折の住居
設計者情報
基本データ
- 作品名
- 回折の住居
- 所在地
- 兵庫県
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この建築家が建てた家
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CH4 four floors

house skr –此処に棲まわる縁–
家づくりで最初に求められるのは「その土地に住む覚悟」。 ですから、もし「ここに住みたい」と強く願う場所があるとしたら、それは幸せなことです。希望の地で縁をつなぎながら、住宅は地域と少しずつ溶け合っていきます。 念願の場所に建てられた【skr】は、そういう意味では幸せで足早に地域へ溶け込んでいきました。中でも驚いたのがバスケチーム壮行会の話。大会前に白ご飯を持参した生徒が30人ちかくやって来て、みんなでカツカレーを食べて気合を入れる恒例行事。 30人を収容できるほど広くはない【skr】ですが、場所を読み込めば可能な話です。目隠し壁で囲われた前庭と土間テラス、リビング、ダイニングを一体化すれば大きなダイニングとなり、更に2階のバルコニーや階段も加えれば、30人がワイワイとカツカレーを食べる空間へ読み替えることができます。 これは風の通りと日差しの調整を考えて、立体型ワンルームになった【skr】ならではの使い方です。時間をかけて家づくりをしてきた彼らは、早々に住宅を使いこなして壮行会を実現させていました。

ライトハウス
敷地は前面に県道が通っているものの、その先には調整区域が広がっているため良好な環境に位置する。敷地にもゆとりがあったため、計画当初から平屋を想定していた。最終的には道路から最も離れた位置に庭を取り、その庭を囲い込むようなL字のプランに落ち着いた。 当初から薪ストーブを入れる話も出ていたため、どこからでもストーブが見られるよう居心地の良いソファーコーナーや小さな書斎、ダイニング、キッチンを配置していった。和室だけは来客が泊まるための空間を想定して日常の空間とは切り離している。ただ、この家には小屋裏空間もあるのだが宿泊する来客には思いのほか小屋裏の方が人気とのこと。確かに低く抑えられた天井は居心地の良い非日常の空間と言える。 多くの居場所が点在するこの家を末永く楽しんで頂ければと願う。

昭島の家
住宅の内部空間は、高い木製フェンスに囲われたデッキスペースを介して外部空間につながり、周辺地域とは全く異なる、内外一体の空間が造られています。 特に、リビングにつながるデッキは、空間に回遊性をもたらし、実面積以上の広がりを感じさせるとともに、生活をより愉しくさせるものです。

一級建築士事務所 設計工房の写真集1

厚木の家
リタイアを期に建て替えを決めた、60代のご夫婦の住まいです。 敷地は厚木市の高台に位置し、東は厚木市街から遠く横浜まで見渡せ、西は丹沢山系を臨む環境豊かな場所にあります。 周辺は数十年前に開発された閑静な住宅街で、遠景に広がる景色とは関係なく一律に南向きの配置で計画されていました。 以前の住まいも南向きでしたが、敷地の周辺環境を最大限に活かすことを考え、東西に広がる景色を眺めながら暮らしが展開するように、配置は東西向きを主としてプランを決定しました。 老後はのんびりと土いじりがしたいというご主人と、その様子をのんびり眺めていたいという奥様。 東側に家庭菜園ができる大きな庭を設けて、日常的に庭に視線が向くようにプランや開口部、各部のスケールを調整しています。 1階は天井を低めに設定しツガの板貼りとすることで、ゆったり落ち着ける空間に、2階は大きなボリュームの中に居場所を散りばめた動きのある空間としています。 お家で過ごされることが多いご夫婦のため、1階と2階で変化のある空間構成を意識しながら、適正なスケールと丁寧に作りこんだ空間で居心地の良さを感じてもらえるように考慮しました。 心地よい居場所と抑揚のある空間が魅力的な、ご夫婦お二人の終の住処です。

風景がつながる家
敷地は鎌倉の谷戸に広がる住宅地の一角にある変形地。Graphicalな表情の四角い箱が小高い山を背負った住宅地にそっと置かれたようなイメージからこの計画は始まった。 南側と東側には隣家がせまり、北側と西側は4mの道路を隔て住宅はあるが屋根の先には山の緑と空が広がり視線が抜けて心地よい。この風景を捕まえるように窓位置を決め、外部(自然)と内部がつながるように天井と軒裏を同じレッドシダーで仕上げた。 2.5階の畳部屋に設けたカウンターの前に座ると視線が自然と西側の山の緑に抜けていく。 断面構成はスキップフロアでワンルーム状にゆるくつながりどこにいても家族同士の気配が伝わる計画とし、床下の余剰空間を収納スペースとして有効利用している。リビングから見える東側の壁を1.5階子供室は薄いソフトブルー、2.5階はピーコックブルーのアクセント色とすることで、この家の断面特性をより強く感じることになった。キッチン脇の桧の四寸柱に愛息子さんの成長が刻まれていく。

三沢の家 / house in misawa
ご夫婦とお子様1人と猫たちが暮らす住宅です。 敷地は斜面を開発してつくられた住宅地の端部。 道路向かいの桜の木が植えられた公園とその向こうの山並みの景観を 楽しむために2階リビングとし、床面積の1/3を占める大きなテラスを計画しました。 テラスのある景色方向のみ開放的に開かれたシンプルな外観。 木造の架構がそのまま自然な意匠として現れて、 面ではなく奥行きを感じる佇まいになりました。

HOUSE-KT
HOUSE-KT(加藤小屋)は〝低予算〟で〝居住期間限定〟の〝仮住まいの自邸〟を設計するプロジェクトである。 将来、妻の実家の敷地に住まうことは確定しているものの、まだ新居を建てる状況ではない。それならば、敷地の一角に必要最低限の予算で、子供が大きくなる迄の一定期間を過ごす為の仮住まいを建築し、居住期間終了後は、他用途(設計事務所・ピアノ教室・ヨガ教室・店舗等)として転用してみてはどうか。と考えはじめたことがプロジェクト発足のきっかけであった。 多くの調整事項や検討事項ある中で3つのコンセプトを念頭に置いて設計を行った。 1.必要最低限を再試行する 振り切った予算の中で、1家族が生活をする必要最低限の面積、ヴォリューム、機能は、一体何なのか。当たり前を疑いながら再試行していく必要があると考えた。寝室でも廊下でも玄関でも1から考え直してみることによって最少最適寸法が見つかるかもしれない。 我が家は、夫婦+男児2人という4人家族だが、結果として約9坪の平屋というかたちに納まった。必要最低限の玄関・LDK・寝室・水回り・ワークスペースというシンプルな構成だ。多くの可動棚を設け、ある程度の収納量は、確保したが、それでもやはり不足していると考え、隣接している妻の実家や祖母の家に季節ものや使用頻度が低いもの、私の仕事の資料等を間借りして収納している。〝仮住まい〟しながら〝借住まい〟している感覚だ。 2.〝ダサかっこいい〟魅せ方 予算からみて、高級材料や設備を使用することは到底できない。安価な材料や設備等をどのように魅せるかが重要になる。そこでテーマとしたのは〝ダサかっこいい〟だ。チープだが良いデザイン・チープだからこそかっこいいもの。世の中には多く存在する。造り方や素材選び、設備選びを工夫し〝ダサかっこいい〟の集合体を〝かっこいい〟と魅せれるよう思案した。 内装は、床、壁、天井、棚、キッチンカウンター等、全て構造用合板とした。これまで設計した住宅でも使用してきたが、木目の強さや色味等の要素が多い為か、何を置いても何となく絵になり、生活感が出ることや部屋が乱雑になっても、あまり気にならない。外装は、ガルバリウム鋼板のGL生地とした。多少安価になることと〝経年変化により酸化し色がくすんでいく鉄板〟という特徴が面白いと思い、採用を決定した。 3.可変性のある構成 限られたスペースの中で何かを固定すれば固定する程、窮屈なる。絶対的に固定しなければならないものは何なのか、また、移動可能なものは何なのか。既成概念を疑いながら、それらの振り分けをしていく必要があると考えた。テレビもクローゼットも寝室も場所を予め決定しなくてもよいかもしれない。 可変性については、建物自体のテーマでもあった。居住期間限定の住宅の為、期間終了後、他用途(設計事務所・ピアノ教室・ヨガ教室・店舗等)に転用できるよう、可変性に富んだ構成にする必要がある。少し手を加えれば建物の用途が変わる。そんな建築を目指した。 固定されているものと言えば水回りくらいだろうか。寝室として小部屋を設けたが、ガランドウの部屋なので他の用途に転用可能だ。LDKには可動棚を多く設け、収納等に利用している。それら可動させることによりレイアウトの変更が可能だ。現在は、クローゼットや子供の机も可動棚を転用している。 〝絶対決めなければいけないこと以外は決定しない〟という簡易な実験も試みた。全て構造用合板の為、様々なものが後付けで設置可能だ。居住後に「ここに何かほしい」と思えばフックや棚等を取り付けていき、カスタマイズしながら生活をしている。 基本的に仮住まい終了後は、N.A.Oの事務所として転用することを考えているのだが、それ以外の用途にも転用が可能なよう、構造を全て外壁側で成り立たせ、内部には柱を建てない構成とした。内壁は全て取り壊しても構造上支障がないため、大幅なレイアウトの変更が可能である。







