
曙橋の家
設計者情報
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この建築家が建てた家
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HOUSE F

NARROW HOUSE
鎌倉七里ガ浜の変形+傾斜敷地に建つ木造2階建住宅。敷地の高低差をプランに取込み、海に向って狭まっていくシンプルでユニークな外観。 外壁米杉板縦貼、オーク床材、米杉パネリング貼傾斜天井、AEP仕上の壁・天井、業務用ステンレスキッチン、造作浴室などシンプルで丈夫で着心地のよいジーンズのような住宅です。キッチンからデッキの先に見える水平線、11mに及ぶ本棚など厳しい敷地条件を逆手にしたデザインとしています。

よう壁に寄り添った家
およそ10mもある崖を背負った土地である。 建築制限によりがけ崩れなどの災害が起きても建物に被害が及ばないように設計しなくてはいけない。 コストのかかる鉄筋コンクリート造は現時的ではなく、崖側のよう壁に建物を寄り添わせた一風変わった住宅を計画した。 崖側は落ち葉や汚れなどが付着しやすいためRCのよう壁が受け止め、 また片流れとして雨樋も設置しないことで落ち葉がつまることも回避できることを考えた。 2階は広くシンプルなLDKに、南側の大開口から降り注ぐ光が気持ちいい空間となっている。 浴室、洗面化粧室、トイレは1階に集約させ、あとは寝室とフリースペース1室のみとしている。 寝室とスペースは左官屋さん指導のもと、ワークショップ形式でクライアントと私たちとで壁を塗って完成させている。

延岡の家
宮崎県延岡市に建つこの住まいは愛宕山から日向灘へと連なる山裾に位置している。比較的穏やかな土地ではあるが、この地形により時おり強風が吹くことがあるため、できるだけ風の影響を受けないよう軒やケラバの出を抑えた建物とすることをイメージしながら計画することとした。 今回の計画は施主である老夫婦の生前から建つ旧宅が老朽化により安全性が確保できなくなったことによる建て替えである。施主の要望としてはまず一番に「地震」や「強風」といった自然災害に強い家であること、そして今後さらに歳を重ねるため上下の移動の無い平屋とすること、先代からの土地であるため日当たりの良い仏間にしたいということ、帰省してくる孫のために大きな庇のあるウッドデッキを作りたいということであった。 まず計画を始めた段階で敷地がとても広く複雑な形状をしていたため、建物の形状・配置をどのようにすべき思考錯誤することとなった。最終的に南側に道路を挟んで小学校があることを活かし南側に多くの居室が面する計画とした。また敷地南側には将来的に植栽と遊び場が作れるよう程よい大きさの庭を設け、北側の広い空地には家庭菜園や物干場、今後自由に活用できる広場となっている。 またこの住まいの大きな特徴として、南に大きく張り出した軒庇がある。この軒庇は季節ごとの日射を調整し、屋内においては心地よい日差しとなり、ウッドデッキにおいては開放的な半屋外空間となっている。ただし軒を深く出すことで室内奥まで光を届けることができないのでそれをカバーするためにトップライトを設け、室内全体に一日中穏やかな光で満たされるよう配慮している。 仏間においては旧宅で大切に使われていた床柱や地板、床框を再利用し、新宅でありながら面影が残るしつらえとしている。 また仏間は通常リビングとひとつながりで利用しながら、お子様家族が帰省した時には客間として、法事などで人が集まる場合には仏間単体として利用できるよう建具で仕切れるようになっており、仕切った際に圧迫感がないようランマは透明ガラスにし広がりが感じられるようになっている。 ご夫婦が老後を過ごすうえで、シンプルで心地よい住まいになったのではないかと思う。

寝屋川の家
敷地は昔ながらの住宅が密集する地域にある変形の狭小地です。全面道路も狭く現場前までは軽車両しか入れないため、計画の段階から施工方法や資材の搬入においても検討する必要がありました。そこで構造は手組みが可能な木造とし、各部材も大きくならないよう計画しています 具体的には、床レベルを4段階に小分割し螺旋状にスキップさせながら屋上まで繋いでいます。複数の居場所を点在させながら連続的な広がりを持たせることで、狭小地における都市型住宅の在り方を模索しました。 1階は主寝室とクローゼットからなる個室を配置し、天井高の低い納戸は玄関と一体的な繋がりを持つ土間空間としています。続いて2段目の洗面コーナーを通り、3段目の吹抜けがある2階リビングへと繋がっています。天井の低いDENは吹抜けのリビングと一体的に繋げることで、リビングの一部として多様な使われ方が可能となります。子供が小さいうちはプレイルームとして利用され、将来家族が増えたときには1階主寝室を2つの子供室として分割し、DENを夫婦の寝室として利用できるように計画されています。さらには1階主寝室と廊下の間仕切壁は非耐力壁となっており、子供が独立した時には撤去し1階をワンルーム空間にすることも可能です。子どもの成長と将来のライフスタイルの変化に合わせて少しづつ手を加えることにより、小さくとも永く住み続けていける可変性を持たせています。 そして、吹抜けに面した最上段はダイニングキッチンと浴室からなり、付属のパントリーからは屋外階段を通って屋上へと繋がっていきます。建物が密集した都市の狭小地は広々と庭を取ることも難しいため、屋上を多様な生活シーンの受け皿として最大限活用しています。 スキップフロアで連続させ屋上まで緩やかに繋げることで多様な居場所が生まれ、小さくとも狭小地に住まうことを積極的に楽しめる住宅を目指しました。

house NA

久が原の家
敷地は駅前商店街に位置する間口 5.7M 奥行き 14M、南側が接道した約20坪の小さな土地。周りの家も敷地境界ギリギリに建てられていました。 この南北に細長い狭小敷地において、風通しと明るさに恵まれた住まいにしたいとの想いから、土地の真ん中に小さな庭を設け、それを巡って場が展開するプランとしました。 また、最大限の床面積を確保するため、中心に階段室を設けた廊下のないスキップフロアーの構成としました。その階段室は中庭と一体となって視線が上下に伸びることで広さを感じさせる装置として機能しています。 広さにして3.5畳ほどの小さな中庭は、空へ繋がる光の井戸となり、家中に光と風、緑の景色を届けています。

shumoku no ie

徳永の家
遠くに山並みを望み田畑が点在する住宅地に立つ、ご家族4人の平屋建ての住まいです。 敷地は学校のグランドに隣接し周囲の賃貸アパートと向かい合うことから、どのようにプライバシーを確保するかが課題でした。 また、周辺に遮るものがないため、防犯の点からも開放的な計画は不向きだと感じました。 そこで、閉じながらも閉塞感がなく開放的で居心地の良い空間のあり方を探り、検討を重ねました。 プランは動線の効率化と距離感、住環境を考慮して矩形を基本とし、キッチンを囲むように回遊動線をつくり、各部屋と水回り、リビング、ダイニングを結んでいます。 内部は四隅に屋根なりの勾配天井が流れ櫓のようなロフトへと続きます。 キッチンは根太梁の踏み天井と黒いタイルが白い空間のアクセントになっています。 屋根は矩形の建物に呼応するようにシンプルな寄棟屋根。 おおらかな屋根は周囲に落ち着きと安定を与えています。 四方に広がる長い軒は風雨から建物を守り汚れや劣化を防ぎ、夏場の日射遮蔽にも効果を発揮します。 また、2階建て賃貸アパートからの視線を遮り、軒を低く抑えることで周囲に対し圧迫感が出ないよう配慮しています。 こうべを垂れるような佇まいは建主の謙虚でやさしい姿にも重なります。 伸びやかにやさしく包まれた空間と暮らしがどう溶け合うのか。 そして、どんな時間を紡いでいくのか、とても楽しみなお住まいです。





