
土手下の三角の土地に理想の我が家を ウイークポイントを個性に変える匠の技
家づくりにおいて土地条件は大きな要素だ。広さ、形状、高低差などの理由から、思い描いていた家が建てられないということもよくある話。「土手下の三角の土地」での建て替えを計画したIさんご夫妻。ハウスメーカーや工務店などと話をするも、希望通りの家にはなりそうもなかったという。そんな中、一縷の望みをかけたのが、土地のもつ力を巧みに利用し、快適な空間を作りだす匠、ア・シ…

家づくりにおいて土地条件は大きな要素だ。広さ、形状、高低差などの理由から、思い描いていた家が建てられないということもよくある話。「土手下の三角の土地」での建て替えを計画したIさんご夫妻。ハウスメーカーや工務店などと話をするも、希望通りの家にはなりそうもなかったという。そんな中、一縷の望みをかけたのが、土地のもつ力を巧みに利用し、快適な空間を作りだす匠、ア・シ…

5匹の猫と暮らすKさまの家は北欧ヴィンテージ感のある素敵な住まいだが、実は、猫が喜ぶ「猫的町並み」が展開されているという。設計を担当した犬猫専門建築家の廣瀬慶二さんに、K邸から読み取れる「猫と暮らす家」のセオリーを教えてもらった。

京都の中心部を流れる鴨川の東側に位置する、『旧市街地型美観地区』に指定される大黒町通。細い通りには町家が軒を連ね、落ち着いた雰囲気を漂わせている。その一角に、板壁と塗り壁のファサードが印象的な2軒。設計したのは井上直大建築設計事務所の井上さんだ。

敷地の三方向を隣家で囲まれた住宅密集地。そこに「明るく清潔感のある家を建てたい」と施主のOさんから相談を受けたのは、光や風を上手に取り入れ快適な住まいを創ることに定評のある、m+h(エムアンドエイチ)建築設計スタジオの林さん。林さんがO邸に施した秘策は、“光溜まり”でした。

自らも建築士の資格をもち「自邸を自ら手掛けたい」という思いをもっていた施主のTさん。経験不足の自分に寄り添って、共に家を設計するのを依頼したのは、製図を学んだときの講師であり、使い勝手のよい家をつくることに定評のある、OARK一級建築士事務所の近藤さんでした。

フレイム一級建築士事務所が設計したこの賃貸併用住宅は、都市部にありながら光と風に恵まれた心地よい住まい。思いを込めて建てた家はずっと大切にしたいし、次世代にも大切にしてもらえたら嬉しい──。多くの施主が抱くそんな願いへの答えも隠されている。

住宅が軒を連ねる、いかにも京都らしい小さな通りにあるH邸。建て替え前は日照不足に悩まされていたという。建築家の井上直大さんは屋根に小さなトップライトを設け、光を大きく広げながら家の中に落とすことでこの問題を解決。常識を覆すグレーの壁の効果も相まって、光と影が美しく、包容力がある家が完成した。

白亜の外観が目を引くこの家は、「お寺の住職さん一家の住まい」。東京都世田谷区内の敷地はお寺の境内だが、住居スペースは自然素材を駆使したナチュラルなカントリー調。複雑な建築規制を突破して機能性とデザイン性を両立し、「家にいる時間が長い分、心豊かに暮らしたい」との要望に応えた魅力的な住まいとは?

デザインの仕事に従事するTさんと、昆虫研究にいそしむお父さま。建築家の李 孝哲さんが二人のためにつくったのは、ちょっと変わった大きな屋根裏のある住まい。光の表情を楽しめるシンプルでおおらかな空間は、Tさんの仕事の充実度にも一役買っているようだ。

「border design(ボーダー・デザイン)」という屋号には、家族のつながりが薄れていると言われている今の時代にあって、そんな目に見えない境界線や、建物の内と外など物理的な境界線を意識して、空間づくりをしていきたいという鳥居さんの思いが込められている。設計事務所に依頼する=設計プランをゆだねてくれる人が多い。「だからこそ、施主の言葉になっている要望には…

施主のS様は70代のご夫婦。お子様たちが巣立たれ、夫婦2人の生活を楽しく快適に過ごすための家づくりを近藤さんに依頼しました。しかしそこには、なかなか高いハードルが。 そのハードルを見事にクリアし、夫婦の理想の住まいを実現させた、近藤さんの家づくりに迫ります。

お子さんが生まれ、マンションでは手狭になり、新たな住まいを計画したSさん夫妻。祖母から受け継いだ土地があり自由設計で考えたい、また建材を把握して自然にやさしい家を建てたいという思いから、知人の紹介もあって建築家の道家さんと家造りを行うことに。完成したのは大きな土間を1階に設け、家族が集うLDKを2階にレイアウトした、ちょっと個性的な家。その狙いとは?道家さん…

都市計画道路事業で生まれた、六角形の変形地にそびえ立つ建物。周囲の環境と調和した外観が特徴的なこの家は、店舗や賃貸住戸を備えた複合住宅。施主の思いに寄り添う家づくりをしてきた平井さんが叶えた、長く愛される家づくりの技に迫ります。

子育てを終えて、夫婦二人の「終の棲家」を計画したSさん夫妻。もともと暮らしていた総2階の大きな家から、木造平屋建ての小さな家へ。暮らしのスケールを小さくすることに不安を感じる施主に対して、窪江さんは丁寧なヒアリングや説明、間取りの工夫で一つひとつ不安を取り除いて行きました。夫妻らしい終の棲家が完成するまでに迫ります。

ミツバツツジが自生する高台に建つS邸。大きな開口部の向こうには山々が広がり、春山に萌える新緑、夏の深い緑、錦秋の山、そして雪景色と、四季の移ろいが楽しめます。多種多様な木々を植樹した広大な庭には鳥たちが集まり、そのさえずりで目を覚まし、高台を抜ける風と射し込む光を肌で感じ、虫たちの声のBGMに耳を傾ける……。そんな「自然とともに暮らしたい」というSさん夫妻の…

お子様がいるご夫婦とお母様が住むS邸は、シンプルモダンをテーマにした二世帯住宅。限られた空間の中で2世帯+2匹の猫が心地よく暮らせる住まいをつくり上げた建築家の石川淳さんに、こだわりの家づくりについて伺いました。

偶然に紹介された土地が運命の出会いとなり、設計事務所兼自邸を建てたいという気持ちがふつふつとわき上がったアトリエ住之舎の角野さん。ところが、奥様は土地に縛られるのがイヤで、持ち家にはかなり否定的だった。諦めきれない角野さんが、奥様を納得させ、ついに念願の一軒を完成させるまでの経緯を伺いました。

鉄筋コンクリート構造・地上3階建て・ホームエレベーター付き・建築家がデザインする世界に1つだけの家…。漠然と「高額なイメージで自分たちには手が届かない…」と諦めてしまいがち。しかし、これらの条件をすべて満たした住まいが、思いがけず身近な存在になるかもしれません。建築家が自らの、そしてご両親と暮らす住まいとして具現化した家づくりご紹介します。

緑豊かな公園そばの土地に家を建てることを決めたHさんご夫妻。お2人が最初に希望したのは「周囲に対して開かれた住まい」だった。この要望に応えて設計者である角倉剛氏が考えたのが、大きな土間のある玄関ホール、LDK、そしてライブラリー、3つの場で家族や友人が集う住空間だ。随所に斬新なアイディアがあふれる、角倉氏の家づくりを覗いてみよう。

建築家の日部(かべ)友裕さんが自邸を建てたのは、周囲を建物に囲まれた21坪の旗竿地。「自分の家だからこそ、あえて狭小×旗竿というハードルの高い土地を選んでみました」。完成した住まいは陽光たっぷり、明るく開放的で眺望も抜群。旗竿地とは思えないのびやかな空間は、いったいどんな工夫で生まれたのだろうか。

お互いの定年を数年後に控えた、Yさんご夫妻。「庭をつくり、緑あふれる生活がしたい」、「とは言っても、今の便利な住環境は気に入っている」、そんなふたりの希望を叶えるために、建築家・松本直子さんがつくりあげた家とは?

共働きのFさんご夫妻は、あるきっかけから住み慣れた場所での建て替えを決意。ライフスタイルの違うふたりがめざした住まいは「ひとりでも、ふたりでも心地のいい空間」。建築家・松本直子さんは、さまざまな工夫でコンパクトな敷地内にLDKのほかふたつの寝室や書斎なども備えた理想の住まいを実現させた。