
HS HOUSE
設計者情報
お父さんから相続した家を、ご結婚を機にリノベーション。 骨組みだけ残した1階は間取りや水回りを新調、2階の書斎と寝室は天井を高くして、インテリアを新装しました。 築50年以上の家を建物全体に耐震・断熱を施した住宅へと一新、ご夫婦ふたりのための大人なデザインに仕上げました。
基本データ
- 所在地
- 東京都世田谷区
- 延床面積
- 101.84㎡
- 予算
- 〜2000万円
設計者情報
この建築家が建てた家
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光のラグジュアリ
団地の一室の改修である。 元々この部屋で暮らしていたクライアントから、東欧での数年間の生活を経て再び日本に戻ってきたことを機に改修の相談をいただいた。 かねてより南と北の両面に窓をもつ団地の形式には豊かさを感じていた。とくにこの部屋は5階で光と風が気持ちよく通り抜け、まわりには視線を遮るものもなかった。 そこで「光のラグジュアリ」をテーマに異なる反射率の素材を組み合わせることで、豊かな光を受け止めふとしたときに光のうつろいを感じられる空間を構想した。 団地の形式上、玄関を入った正面の軸が南北どちらの窓からも一番遠く、一般的に最も暗い場所になる。そこで玄関の正面に廊下を新しく設け、空間の骨格とした。そこは反射率の高い象徴的なタイル床の、光を反射させる空間である。廊下は滞在する場所ではないがどの部屋からも目に入る空間なので、その床に光を反射させ生活の中に自然な形で揺蕩う光を存在させたいと考えた。 「光を反射させる」廊下に対し、部屋の壁は東欧のアパートを参照しカラフルながらも彩度の低い色の穏やかで落ち着きのある「光を受け止める」面としている。床も部屋ごとに素材を変えているが、廊下とは対照的な「光を吸収する」素材を選定した。 「光」と「色」の掛け合わせで、場所ごと、時間ごと、季節ごとに空間の表情は変わっていく。日常の中に落とし込まれる光の移ろいは新しい発見をもたらし、日々の暮らしを豊かにすると考えている。

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この物件は既存の構造体を生かしながら、断熱、気密、耐震性、設備の更新とグレードUPを施したフルリフォーム住宅です。 設計のポイントは以下です。 01 既存住宅の構造と面影を残しながら、無理しないリフォーム計画 02 耐震性の向上と壁量バランスの見直し 03 日射取得と遮熱を考慮した庇の施工 04 根太間パイピングによる床暖房 01 既存住宅の構造と面影を残しながら、無理しないリフォーム計画 当初は建て替えを計画していましたが、予算の関係や建物の大きさ自体に問題はないという事で、フルリフォームの選択をしました。 唯一の変更は、カーポート越しに玄関を設けたいということでしたので、玄関の位置を全く変更しています。 既存の勾配屋根ですが、落雪距離が十分に取れているため、あえて屋根型は変更しないことで積雪荷重の負担を抑えながら既存の面影を残した外観としています。 既存住宅は築35年を経過していますが基礎、土台、柱共に状態が良好だったため問題なく再利用しています。 02 耐震性の向上と壁量バランスの見直し 既存住宅の壁量の検討を行ったところ、壁量自体は基準をクリアしていましたが、余力がないことと、壁量バランスが悪く、2階の耐震性に問題がありそうでしたので、今回の工事で耐震性能を向上させています。また、当時の基準には無かった柱頭柱脚の金物補強をして、現行法規に適応できるようにしています。 03 日射取得と遮熱を考慮した庇の施工 既存住宅はこの地区のモデル住宅だったらしいのですが、それにふさわしく南面に大きな窓がたくさん設けられていました。2階からは遠くの手稲山も一望できる環境です。ただ、当時の窓の性能では、夏暑く、冬寒いというかなり厄介なものでしたが、この窓に大きな変更をしています。 先ず1階のテラス窓をややコンパクトにして開口面積を小さくしているのですが、取付位置を天井いっぱいにすることで、採光と解放感は損なわないようにしました。また、窓は樹脂製トリプルガラスを採用して熱逃げを防いでいます。 2階は1階同様にコンパクト化とトリプルガラス化のほかに、奥行きの深い庇を設けることで夏の直射を遮り、冬の日射は取り込む様にしています。同時にこの庇は単調になりがちな外観にワンポイントデザインとして効果的に用いています。 04 根太間パイピングによる床暖房 今回、リビングとキッチンは全面床暖房としていますが、従来の床暖パネルではなく、フローリング下の根太空間にパイピングを施した方式を初採用しています。 前述の窓のトリプルガラス化により、窓付近のコールドドラフトが軽減されているため、窓下に暖房パネルが無くても冷気が走ることは無いようです。 スクラップ&ビルドではなく、古いものを生かしながら新しい技術を投入した事例として、今後の我社でのお手本になると思います。

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母屋となりの離れのリフォームです。一部増築も行っています。天井を勾配天井にやりかえ、小屋裏に隠れていた丸太をみせています。

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千里ニュータウンエリアに建つ、築35年の集合住宅の1室を30代の夫婦と1歳の男の子の3人家族のためにリノベーションする計画である。マンションとしては広めの90.81㎡、ワイドスパンな区画であるが、2本の梁が空間を縦断するため元は広さが感じにくい間取りとなっていた。その2本の梁をデザインの要素として積極的に使うことで、空間に変化とリズムを与え、梁で分けられるそれぞれの空間が調和することを目指した。具体的には、リビングとなる中央のスパンの梁と天井の入隅をRとして境目を無くし、モルタルで滑らかに仕上げることで両側のスパン(ダイニング/キッチン・プレイルーム)とボーダレスな印象をつくり出し、連続する空間の広がりと変化する天井仕上が調和した心地よい空間に仕上げている。一つの空間に居ながら、それぞれの場所でそれぞれの雰囲気を楽しみながら、家族がコミュニケーションをとれる場となればと考えている。









