
家の中に公園!?
子どもが安全に走り回れる家
低コスト、個室、子どもの遊び場。すべてを叶えた家づくり
渡辺さんは、設計をスタートした時を振り返ってこう語る。「今回の家づくりにあたって最初にいただいた希望は、コストをなるべく抑えること、家族4人それぞれの個室を設けるということ。そして、子どもの安全な遊び場を設けることの3つでした」。渡辺さんはこれらを叶えるべく、建物を可能な限りコンパクトに設計。さらに廊下をできるだけ減らすことで、4人それぞれの個室を実現した。間取りを見ると、1階には南側から明るい光が注ぐリビング・ダイニングと、ご両親が泊まりに来たときのための和室、そして水回り。2階には4つの個室が配置されている。実にシンプルなつくりだが、その分スペースが広く見えるのが魅力だ。
「それぞれの部屋は完全に個室として独立しているのですが、隣の部屋とはバルコニーで行き来ができるようにしました。家族がプライベートを確保しつつ、ゆるくつながった造りにしたかったんです」と渡辺さん。室内もあえてシンプルなしつらえとし、子どもの成長に応じて、部屋の使い方を変えられるようにしたのだという。将来的な使い方を踏まえた家づくりも、渡辺さんの信条なのだ。
リビング周りにも子どものための仕掛けが!
実はY邸のリビングにも、子どもが遊べる工夫がされている。それが、1階と2階をつなぐ階段だ。「左の和室のドアを開けると、階段の裏に出られるようになっているんです。さらに階段の隙間をくぐって、リビングにも出られる。ちょっとしたジャングルジムをイメージしてつくりました」。階段の裏にはドアがありその向こうが小さな坪庭になっているが、囲まれているので子どもが外に出ることはない。「キッチンに立っている奥様も、常にリビングや公園で遊ぶ子どもを見守ることができるようになっています」と渡辺さん。まさに家中が、子どもが安全に遊べる遊び場。安心して子育てができる家なのだ。
「南北に窓があるので、風通しも良いですし、光もたっぷり入って快適です」と、住んでみての感想を語るÝさん。2人のお子さんも、階段で遊んだり、ご飯を持って「家の中の公園」に出たり、家の中で元気に遊びまわっているそう。さらにご主人には、公園スペースの芝刈りという新たな趣味もできたのだという。こうして家族全員が幸せに過ごすY邸には、今日も子どもたちの元気な笑い声が響いている。
【建築家 渡辺泰敏さんコメント】
家づくりをするときは、外の空間をうまく取り込むこと、そしてコストをしっかり守ることを常に心がけるようにしています。設計事務所に家づくりを依頼すると、イメージを押し付けられたりするのでは?と不安に思っている方もいらっしゃると思いますが、しっかりお話をお聞きしたうえで、ご希望に沿った家づくりをさせていただきますので、ご安心ください。
間取り図
基本データ
| 所在地 | 愛知県 |
|---|---|
| 間取り | 5LDK |
| 家族構成 | 夫婦+子ども2人 |
| 予算 | 2000万円台 |
| 施主 | Y邸 |
設計者情報
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