
エッジの効いた庇にぐるりと囲まれた家 パッシブ効果で、夏涼しく冬暖かな住まい
冬場はホワイトアウトも起こるという北海道石狩市。環境に負けない家にすべく計画したのは、家のアウトラインを深い庇で囲うプランだ。設計を担当した建築家の一原さんは、お施主さま好みのデザインと、機能性を両立。室内はパッシブ効果を最大に引き出す計画のおかげで、一年通して快適に過ごせるという

冬場はホワイトアウトも起こるという北海道石狩市。環境に負けない家にすべく計画したのは、家のアウトラインを深い庇で囲うプランだ。設計を担当した建築家の一原さんは、お施主さま好みのデザインと、機能性を両立。室内はパッシブ効果を最大に引き出す計画のおかげで、一年通して快適に過ごせるという

緑に囲まれた暮らしを楽しみたいと、里山の眺めが美しいエリアの土地を選ばれたお施主さま。ただ、畑や隣家からの視線を気にせず開口できるのは一方向のみ。建築家の石さんは、家を特徴的な壁で包むことでプライバシーを確保しつつ切り取った景色を満喫できる家を計画。それでいて、中庭のおかげで家はいつも明るい。

宮城県石巻市に、自然の豊かさを満喫できる邸宅が誕生した。 “南北に抜けがある、明るい自然光が心地よい家”という作品名の通り、南北の空を遮るものはない。四季を感じられる桜や楓を、室内や広いデッキから楽しむことができる。敷地の特徴を活かし、パッシブデザインの導入で環境にも優しい作品をご紹介しよう。

愛知県清須市に誕生した、独創的な邸宅。高低差が80cmある敷地に、視界の良さを確保しつつ、プライバシーも守りたいという要望に応えた作品だ。高低差を活用した宙に浮くテラスは奥行きがあり、内外を穏やかにつなぐ。室内には段差を設け、前面道路から室内は見えない。この作品に込められた工夫の数々をご紹介しよう。

家族で暮らす家を新築するにあたり、造作家具を生かせる空間にしたいとお考えだったお施主さま夫妻。設計を担当した建築家の三輪さんが要望を受けて実現したのは、シンプルを極めたかのような開放的な大空間。驚くのは、シンプルに整えたからこそ、暮らしやすさや家の使いやすさも極まっていることだ。

築30年を超えるマンションの部屋をリノベーション。昔ながらの間取りを今の時代に合わせ、開放的に明るくするとともに、動線も整えた。建築家の松下さんは、それに加えて断熱改修も提案。冬暖かく夏は涼しい、全てにおいて上質な部屋に生まれ変わった。

自分のリクエストどおりの家をつくってもらえることだけが、建築家に家づくりを依頼す ることの魅力ではない。言葉にできなかった自分の真の思いや、住まう人の生活スタイル を汲み取り、自分達に合った提案をしてくれることこそが、醍醐味ともいえるだろう。 そんな醍醐味を味わわせてくれるのがpresent一級建築士事務所の矢口道大さん・朋子さん夫妻だ。

独自の住宅文化をもつ奄美大島。奄美独自の住宅の良さと、現代建築の快適さを兼ね備えた住宅をつくったのは、建築家の小野良輔さん。島外出身者だからこそ気づくことができる、伝統住宅の要素を取り入れた家づくりに迫る。

本土と気候風土や文化が大きく違う沖縄の家づくりには、沖縄ならではの知識や工夫が必要。沖縄で生まれ育ち今も沖縄を中心に活動を続ける建築家、山城さんは建築士歴50年を超えるベテラン建築家。沖縄を熟知した匠の家づくりに迫る。

あなたは「家の絵を描いてください」と言われたら、どんな家を描きますか?多くの方が三角屋根の可愛らしい家を描くことでしょう。自分が住んでいたことがあるわけではないのに、なぜか思い描いてしまう家。そんな、心の原風景ともいえる家をつくり続けている建築家石川淳さん。シンプルでミニマルながら、利便性も兼ね備えた石川さんの家づくりに迫る。

「北方の家」の設計を手掛けたのは、「たてこと空間研究室」の代表を務める佐藤悠馬さん。建築・空間つくりを通して「こと」をテーマに、お施主さまの「世界観」を具現化した設計を得意とする佐藤さんとって、「建築」とは、「家づくり」とは何かをうかがってみました。

いくつもの設計事務所やハウスメーカーに足を運ぶも、なかなか納得できなかったというNさま夫妻。しかし、インカラーアーキテクツの遠藤彰さんが提案したプランはひと目で気に入り、ほぼ即決したという。めぐり巡ってようやく手に入れた、Nさま夫妻の“理想の家”を拝見してみよう。

家を建てるとき、ハウスメーカーにするか? それとも設計事務所に頼むか? どちらにも良さがあり、実に悩ましいところです。とくに本サイトをご覧になっている方ならなおさらでしょう。アイネクライネ一級建築士事務所の伊藤克弘さんが手掛けた「下平尾の家」に、その良さを両立するヒントが隠されているかも知れません。

最寄駅からは少し離れた、昔ながらの住宅地の一角。高低差のある敷地に家を建てる依頼を受けた建築家の北野さんと八木さん。提案したのは家を2棟に分けるプランだ。しかも片方は建物を持ち上げ、中庭の緑を町の人たちにおすそ分け。周りの景観を壊さずに、若い家族が住むにふさわしい家ができた。

子どもたちが伸び伸びと生活し、家族が仲良く暮らせる家という施主の漠然とした要望に対し、「日本家屋のテイストを取り入れる」「1つの空間の中にいくつもの居場所を設ける」という方法で、見事に実現したのは、キトキノアーキテクチャの小林さんでした。

新築の一軒家を購入する際に迷うのが、「建売住宅」「注文住宅」の選択。「自分たちに合った間取りや設備にしたいけど、費用は予算内で、できれば安く抑えたい」と思う人も多いはず。そんな施主の要望に応える建築家がいる。AndM建築工房の溝上さん。施主と向き合いハイグレードな住宅を施主の予算内で実現する、溝上さんの家づくりに迫る。

アトリエスクエア一級建築士事務所が設計した『Outdoor living House』は、公園の緑と海を望む気持ちのよい住まい。リビング感覚でくつろげるテラスや木造3階建ての課題をクリアした開放空間など、必見ポイント満載の住宅となっている。

海を望む絶好のロケーションとホテルライクなモダンデザインが魅力のI邸。設計したのは、建築家の山上聖司さん。恵まれた立地条件をどう活かすかは設計者の腕の見せどころだが、I邸はこれ以上ないほどに「絶景との暮らし」を楽しめる住宅となっている。

和モダンと表現される家は多いが、山上聖司さんが設計したI邸は、よくある和モダンとは一線を画す本物志向の「現代和モダン」。確かな知見で日本建築の魅力をバランスよく取り入れたI邸は、真に上質な空間に住まう幸せを感じさせてくれる住宅だ。

兵庫県・加古川市に建つA邸は、atelier thuの坪井飛鳥さん、細貝貴宏さん、上田 哲史さんの3人が手掛けた住宅である。住宅密集地の家にもかかわらず、室内から視線が抜ける開放感。存在感を放つ大黒柱…。3人の個性とアイディアが随所にちりばめられた、A邸の魅力をご紹介しよう。

幼い頃を過ごし、一時期は賃貸活用していたというマンションに戻り家族と暮らすことに決めたnote architectsの鎌松亮さん。自分たち家族の生活スタイルに合った空間にすべく、リフォームを実施。ただ間取りを変えたのだけではなく、家族誰もが暮らしやすい空間が生まれた秘密は3つのテーマにあった。

完成イメージを写真のような画像にしながら、納得の家づくりを進めてくれる建築家の完山剛さん。M邸では少ない要望を見事にふくらませ、大満足の住宅を設計。洗練されたデザインや快適動線、吹抜けを活用した採光など、参考にしたいトピックが満載の家だ。

建築家の齋藤文子さんが手がけたS邸は、アジアンリゾートのヴィラを彷彿とさせるナチュラルで心地よい空間。光や緑を間近に感じ、家事効率もよい理想的な家だ。どんな要望に応えるときも、生活しやすさ・楽しさをプラスする齋藤さんの設計の魅力とは?

家づくりの予算には限りがある。土地探しからのスタートでは、上物にかけられる予算が少なくなってしまうのが悩みのタネだ。「NATURE SPACE」は土地の値段が安い狭小地や変形地で、土地形状を生かした設計も得意。採光、通風、家事動線、収納などの暮らしやすい間取りをベースに、独創的なデザインの住まいを叶えてくれる。

敷地面積約10坪、車3台分のほどの敷地。そこに家族3人が住む自宅を建てたのは、島村香子建築設計室の島村さん。実はこの家には島村さんの仕事場や駐車場、テラスまであるのだという。島村さんの狭いけれど狭くない住宅づくりの秘密に迫る。

明るく快適なLDK、使い勝手の良いたっぷりの収納、そして無駄のない家事動線。施主のKさん夫妻が、それまで暮らしてきた家で感じた不満を解消すべく、建築家の北川裕記さんとともに家造り。居心地のよい空間、それぞれの用途にあった収納と動線の工夫とは?すべての要望を見事に実現した解答プランを見ていきたい。

ご紹介するのは半戸外のような開放感とやわらかな自然光に包まれた、気持ちのよい暮らしがかなう家。ところが、この敷地は南側に隣家が迫る厳しい条件だったそう。ハードルを乗り越え、趣味のアートを楽しめる心地よい住まいをつくり上げた谷山建築設計室の秘策とは?

「家づくりはお子様の教育にもつながるチャンス」と言う富田さん。家は住む人がどう使うかが大事と、家族全員を巻き込んでの家づくりを理想としている。暮らしやすさはもちろん、立地を生かしたデザインなど、設計士としてのこだわりを盛り込みながら、住む人の暮らしの将来設計まで考え抜かれた実例を紹介しよう。

防災・防犯・子育てなどの面からコミュニティ形成への意識が高まっている昨今、地域住人との関りが希薄な賃貸住宅でも近隣住人との自然な交流を生み出そうとする物件がある。それが今回紹介する「MOB TOWN ミナミシモハラ」。‟賃貸でも自由に楽しく住む”をコンセプトに建てた井村さんならではの想いやこだわりに迫ります。

施主とできる限り多くのコミュニケーションをとることを大切にしている設計士の小川さん。「どういう暮らしがしたいか、なかなか具体的になっていないお施主さんは多いのですが、要望→提案→意見交換を繰り返すことで、具体的な要望が見えてきます」。施主の納得がいく家づくりを叶えてあげたいと、現場での細かいプラン変更、追加も多いというが、今回紹介するT様邸は、まさにその最た…

Fさんご夫婦が、それまで住んでいた社宅から近い場所で出会った、見事な眺望を誇る土地。「見晴らしが良く、シンプルな家にしたい」というご夫婦の思いにこたえたのが、建築家の木名瀬佳世さんだ。Fさんご夫婦と木名瀬さんがつくりあげた、理想の家づくりをご紹介します。

夫婦ともにマンション育ちで、一戸建てライフに憧れがあったNさん夫妻。当初は主に建売住宅を検討していましたが、雑誌で見た建築家・松本直子さんの建てた家に釘付けに。予算的にためらいがあったものの、思い切って松本直子建築設計事務所の扉をたたきました。

家は、家族が快適に暮らす場所であるとともに、仲間や親戚が集う場所でもある。 生まれ育った地元に戻って暮らしたいと思った施主のOさん。実家の隣にある20坪の敷地に、建築家の大川さんが実現したのは、気の置けない仲間が自然に集まる、くつろぎの空間だった。

軽井沢にあるKさん夫妻の別荘は、民家とは思えない上質な非日常感をまとう。しかし、意外にも素材などのスペックに「贅を尽くした」わけではないという。建築家の谷内田章夫さんは敷地のポテンシャルを最大限に活かし、空間の見せ方で圧倒的な高級感を演出した。

首都圏の狭小住宅でよく見かけるのが「3階建て・2階がLDK」というパターン。だが、東京を中心に数多くの狭小住宅を手がける(株)ホープスの清野廣道さんは、敷地14坪のU邸のLDKを3階・北向きに配置した。一見するとセオリーに反するようなこの間取りには、実はいいことが盛りだくさん。その魅力とは?

更地の状態が長年続いていたWさんの所有地は、ひな壇の斜面地にあり、草木のうっそうと生い茂る公園に隣接するという立地条件。この環境のメリットを最大限に活かした新居を建てるべく、建築家の市川均さんに設計を依頼することに。結果、「明るく、風通しがよく、開放的で、眺望のよい」住まいが完成しました。

共働きということで、休日に一気に洗濯などの家事をこなすというGさんご夫婦。そんな多忙なGさんが望んだのは、家事動線が良く、どこにいても2人の子どもたちの存在を感じられる家だった。随所に建築家・江藤さんのアイディアとセンスが光る、Gさん邸の家づくりを紹介しよう。

武蔵野の緑豊かなエリアはここ30年ほどで宅地化が進み、住宅ばかりが続くロケーションに変貌した。だが、そんな環境の変化の中にあっても変わらないものがあり、今回取材に伺った場所には玉川上水が並行して流れ、そのロケーションをいかに生かすかが設計のポイントとなった物件だ。そんな立地を考慮し、暮らしの拠点として施主のこだわりに満ちたお宅にお邪魔した。

JR鎌倉駅から徒歩約15分。住宅と商店が立ち並ぶ市街地の、122㎡(約37坪)の旗竿状の敷地。これが、個人事務所を立ち上げた直後に江藤剛(えとう・ごう)さんが取り組んだ、初めての案件だった。施主様の多彩な要望や、敷地が抱える複雑な課題にじっくりと向き合い、丁寧に解決する江藤さんが作り上げた住まいは、中庭を活かした特徴的な家となった。

採光や開放感の確保が気になる敷地。でも、駅徒歩圏で子育てや教育を含めた周辺環境は理想的。そんな土地に家を建てることになったSさんは、頼れる専門家を求めて建築家・近江利雄さんに相談する。近江さんの提案は、木造3階建てのスキップフロアの家。採光と共に空間の一体感を大切にした開放的な住まいには、さすがのノウハウが盛りだくさん!

日の当たるリビングでいつも自然を感じていたい。日射しや風は入りながらもプライバシーの守られた家を実現したのは中庭でした。中庭を活かしたシンプルな家はHさんご夫婦の感性に響くものがありました。

新築マンションを購入するも、リビング・ダイニングの狭さが不満だったIさん夫妻。壁を撤去して空間を広げる計画を進めていたが、途中で相談を受けた建築家の伊藤 悠さんは「それでは期待通りの結果を得られない」と、別の改修を提案する。伊藤さんはどんなことに気づき、どのような空間をつくったのだろうか?

「アートギャラリーのような光があふれる家に住みたい」というご夫妻の希望を叶えるため、建築家植木健一氏が考えたのが三面体をL字型に入れ子構造で組み合わせるという独自の発想。四方にある開口部からの光と風に満たされたデザイン性と機能性を兼ね備えた邸宅は、2010年度グッドデザイン賞を受賞するなど、高い評価を得ました。

お子さんとのコミュニケーションを大切に「ワクワクできる家」をイメージしていたTさんご家族。依頼を受けた建築家の古市さんは、3つの屋根からなる個性的な『包みこむ家』を提案。カーブを効かせた続き間のキッチンダイニングを1階につくり上げた。『包み込む』意図と、そこにある『ワクワク』とは?